うれしい偶然ということが、時々起こります。4月28日、名古屋にお住いの
お客さまが、ご実家を整理していたらレコードをみつけたよ、と言って
レコード13枚とレコードの整理棚をくださいました。先ず出てきたのが
大好きな女性シンガー、ローズ・マーフィー。続いてローズ・マーフィーと
ベーシストのスラム・スチュワートの共演盤。まさかこのレコードが、
もらえるなんて…。もう夢のようです。そしてB.G。ベニー・グッドマンの
レコードが4枚。いつもレコード屋さんで「まあ、急がなくてもいいや」と
保留にしていたB.Gのレコードだったのでラッキーでした、それが3枚。
おや?B.Gの初めて見るレコードが1枚…。ジャケットにレディー・ビー・
グッドを発見。「まさか…きっと、そうだ」と直感がはたらきました。
6年くらい前に、お客さまがいろいろな人の演奏が収録してある何かの
編集盤のCDを貸してくださいました。その最後に収録されていたのが
ベニー・グッドマンのレディー・ビー・グッドだったのです。ごきげんな
演奏ですっかり気に入ってしまいました。貸してくださったお客さまも
この演奏が大好きでレコードを捜しているけれど、どのレコードに入って
いるかわからない、それが知りたくて僕にCDを貸してくれたのでした。
でも僕にもサッパリわからない…。いろいろ資料をあたってみても
わからない…。レコード屋さんに行く度にチェックしていましたがダメ。
それが…このレコードだ、きっと。と思って針を降ろしてみると…。
まさしく、あ〜これこれ。やった。ずっと捜していたのにいただける
なんて、なんたる うれしい偶然。これだから人生っていいんですね。
ありがとうございました。大切に聴かせていただきます。
他はクラシックなどで、こちらも楽しみです。