ここ10年近く、ミルを悩ませていたストロー問題。2019年10月いよいよ解決
の予定です。なんのこっちゃ?と思われると思います。ぬ?日本語変か?
それはさておき、ストロー問題です。開店以来ミルではプラスチックの
ストローを使ってきました。10年近く前に一度、自然に分解されやすい、
植物由来のプラスチックストローを使ったことがあったのですが、使い始めて
直ぐに問題発生。使った常連のお客さまが、「割れちゃった」とおっしゃるの
です。なんでも、かき混ぜようと少し力を入れたら、割れてしまったらしい
のです。ぬぬぬ…?試しに力を入れたら、パリパリに割れてしまいました。
尖っている破片もあり危険でした。それで、またプラスチックを使うことに。
最近は国際的にプラスチックストローを止める動きがある中で、ミルは方向
を探していました。例えば紙製のストローだと、長い時間耐えられない、
それに整形するための接着剤は?わからない…。大手飲食店が導入するらしい
植物由来のプラスチックストローは、先ほどの問題に加え、原料の植物は
遺伝子組換え作物だったりするんじゃないか?もちろん個人的な疑惑で根拠
はありませんが、そんな気がしてなりません。金属のストローもいいのですが
金属アレルギーの方はどうしよう…あと、個人的な感じですが、冷えすぎる
気がします。
そんな話題を、自然栽培の野菜・加工品でお世話になっている、わたしば
さんとしていたら、ちょっと試してみます、と持って来てくださったのが
わたしばさんが栽培した、ライ麦から作ったストローでした。なるほど
ストローハットって言いますよね!ハッと気がつきました。水曜日に
持って来ていただき、冷たい飲み物をご注文いただいた、常連さんには
もれなく、モニターになっていただきました。飲み口も柔らかいし、
意外と丈夫で、シロップもかき混ぜられ、1時間半くらい浸かっていても
平気でした。
ストローの話題で長々と書いてしまいましたが、ようやくミルのストロー
問題に終止符が打てそうで、「いよいよストローの季節ですね」って
もう秋でした。店頭でもわたしばさんの野菜コーナーでストロー自体も
販売予定です。お楽しみに〜。