2015年4月16日木曜日

「大坊珈琲の時間」入荷

4月14日(火)、大坊さんとキムさんの対談本「大坊珈琲の時間」が入荷しました。
ご予約頂いて配送希望のお客様には、15日発送で手配しましたのでお楽しみに。
店頭渡しのお客様は、いつご来店頂いても大丈夫です、お待ちしています。

15日は天気予報どおり大荒れで、朝は晴れていたのに突然暗くなって激しく雨が
降ってきたかと思えば、雹(ひょう)になり止みました。こんなお天気の日は、
さすがにお客様もみえなくて心細くなりますが、こうして踏ん張って営業できて
いるのも、ご来店でも配送でもいつも応援してくださる方々があってこそだな、
と思っていたらキムさんが到着。思えば不思議なもので、キムさんがミルの
珈琲やおやつを気に入って来てくれて、ミルの珈琲豆を大坊さんに持って行って
くれて、「大坊さんに、初めて美味しいって言ってもらえたんだよ」と嬉しそう
に話してくれました。その後初めて伺った大坊珈琲で「名古屋からきました、
キムさんにお世話になってます」と言うと、大坊さんが「もしかして、えーっと
ヒロさん!」「惜しい、ミルです」「あなたの珈琲、美味しかった 」「ありが
とうございます。うれしいです」    
大坊さんの珈琲を初めて飲んで、キムさんがミルの珈琲を気に入ってくれた理由
が納得できました。キムさんの存在が無ければ、僕らは大坊珈琲に行って珈琲を
飲む機会を逃してしまったと思います。大坊さんの珈琲を飲んで「ミルの珈琲の
目指す方向は間違ってなかったんだ」と嬉しくなりました。そんな大坊さんに
「美味しかった」と言ってもらえたことが、今も励みになっています。
キムさんの作陶する“もの"に対して、今までの自分のものの見方からのはみ出し
加減が大きくて、どう接すれば良いか??と思っていたのですが、大坊さんが
キムさんについて書かれた文章を読んで「なんだ そうか、その距離感を楽しめば
いいんだ」と気が楽になりました。
キムさんから大坊さんの珈琲を教えてもらい、大坊さんからキムさんの作るもの
を教えてもらいました。そういうことも、ミルを支える土台になっているんだな
と、二人の本を読んで実感しました。さあ、今日もがんばろっと!