忘れていたわけではないけれど、3月5日のレコードについて。
名古屋での最後の営業日。お別れはやはり、蛍の光。
大好きなトランペッター、ルビー ブラフがたしか1954年の
大晦日から55年の1月1日にかけて行った演奏です。とても
ごきげんな演奏なのにとても心に沁みるのです。毎年、最後の
営業日にかけているレコードです。
閉店後は娘が眠くなったので一人で洗い物です。洗い物は
あらいいもの、です。なんだかとても優しい歌声が聴きたく
なり、同時にうるさいギターも聴きたい、ごきげんな
ロックンロールも聴きたい、沁みるメロディーがほしい、
最後はホッと出来るレコードが聴きたい……。アフター
アワーズという言葉が浮かびました、サラ ヴォーンの
レコードじゃなくて、ヴェルヴェット アンダーグラウンド
の3枚目のアルバムです。本当に良いレコードです。